こんにちは!Mac-BCL777です。

昨日、シャックのラジオをローテーションということで、TOSHIBA RP-2000F(トライエックス2000)を出してきました。

IMG 0383

久しぶりに電源を入れました。クーガ2200やスカイセンサー5900に比べると、イマイチなラジオと言われていますが、良いところもあります。とりあえず、私の考えている良い点、悪い点をまとめると、以下の通り

<良い点>
  • ボディーが大きいので、スピーカーで聴く音は、クーガ2200やスカイセンサー5900よりいい音で鳴ります。
  • 以外に知られていませんが、中波やFMの目盛りが細かくなっていて、DIAL ADJUSTが付いていますので、周波数の読み取り精度かなり高いことです。スカイセンサー5900は、中波もFMも読み取り精度が低いですので、この点は素晴らしいと思います。
  • 感度調整のIF GAINが連続可変のボリュームになっているので、ちょうど良い感度に調整がしやすい。スカイセンサー5900では、スイッチで2段階しかありませんので、便利だと思います。
<悪い点>
  • 短波受信時、放送バンド以外の周波数直読ができない。放送バンドしか周波数直読ができません。この点はクーガ2200やスカイセンサー5900に大きく劣るところです。
  • 短波で周波数を読み取る時のマーカーが1MHz置きしかない。しかもシングルスーパーなので、マーカーのイメージ信号が出てしまうため、どれが本当のマーカー信号なのかわからない。特にハイバンドは見分けがつかないので、周波数直読は難しいです。
  • スプレッドダイヤルが使いにくい。放送バンドごとに目盛りが書かれており、わかりにくいです。
  • 糸掛けダイヤルのせいか、マーカーで基準位置を合わせても(滑る?)、誤差が大きく正確に直読できません。
ということで、短波受信においては、読み取り精度が悪いため、クーガ2200やスカイセンサー5900ほど人気が出なかったのは、わかるような気がします。実際、販売価格はクーガ2200やスカイセンサー5900と変わらなかったようですので、売れるわけがありませんよね。

私が思っているこのラジオの良いところは、スピーカーの音の良さだけな感じです。

私が今所有しているRP-2000Fは、短波のマーカ信号が弱いので、短波受信がしにくい状態になっています。レトロラジオを修理してくれる業者に修理に出したいなあと考えています。