こんにちは!Mac-BCL777です。

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The Guardianによると、2017年第4四半期のスマホの世界市場が前年同期比で9%減となり、スマートフォンの歴史の中で最も大きな下落となったようです。

Appleの2017年第4四半期のスマートフォンの売上台数は、対前年同期比で500万台少なくなっていますが、高価格に設定されたiPhone Xが好調なこともあり、平均販売価格が上昇したため、2018年第1四半期の売上は過去最高を記録するに至っています。

しかしながら、Appleだけでなく、Samsungなどの他企業もデバイスの高価格化に乗り出してきており、市場が飽和状態となっているようです。2017年第4四半期の全世界のスマートフォンの出荷台数は前年同期比の4億3,870万台から4億20万台へと下落しており、「スマートフォン史上最大の下げ幅」であるとのことです。

特に中国の下落が大きく、第4四半期(2017年10〜12月)の出荷台数は対前年同期比で14%のマイナスとなっています。中国のスマホの売上不振の裏には、買い替え年数の長期化、キャリアによる補助金戦略の減少、全体的な「アッと驚くような新機能」のモデルの欠如があるとされています。

スマホももう行き渡った感があますね。まあ、新機種が出るたびに買い換える人もいますが、2〜3年使ってから帰る人が多いので、市場が飽和してきているようですね。今後のスマホは、高性能カメラだけでなく、進んだAI機能の搭載などがないと売れないかもしれませんね。