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IPhoneX

Samsungが、OLEDディスプレイの新規顧客を探しているようだとNikkei Asian Reviewが報じています。

これは、iPhone Xの大幅減産が原因で、Nikkei Asian Reviewに報道によると、2018年第1四半期(1-3月期)の生産量を4,000万台から2,000万台に引き下るとのことでした。

ということで、Samsungは、iPhone X減産の穴を埋める新規顧客の獲得に苦慮しているようです。

SamsungのOLEDスマートフォンパネルは、タッチセンサーを含め、ユニットあたり100ドル以上で販売されています。このOLEDパネルは、高解像度で色を表示することができ、スマートフォンのベゼルを狭くするために端を曲げることができるというメリットがあります。

ただ、Appleを除く中規模のスマートフォンメーカーは、SumsangのOLEDパネルを使うと、本体価格が上がってしまうため、使うことを避けているようです。

また、中国の BOE Technology GroupとTianma Microelectronicsが、中国政府の補助金の支援を受けて新しい工場を立ち上げたことも、生産過剰に拍車をかけ、競争を激化させているようです。現在、OLEDスマートフォンパネルの95%を生産するSamsungですが、これから先の市場における支配力は、大きく低下する可能性が高いようです。