こんにちは!Mac-BCL777です。

IPhone XS

Forbesによると、パソコンやスマートフォンのディスプレイから発せられるブルーライトは、長時間見続けることにより、目の疲労を始めとして身体へダメージを引き起こすと考えられています。しかし、iPhone XやXS/XS Maxが採用している有機EL(OLED)ディスプレイの場合は、iPhone7の液晶ディスプレイ(LCD)よりも、大幅にブルーライトの照射量が少ないそうです。

今回、台湾の国立清華大学の研究チームは、OLEDのiPhone XSとLCDのiPhone7で比較して見ました。同条件で2つのiPhoneを比較した結果、最大許容露光量(MPE)はiPhone7が288秒だったのに対し、iPhone XS Maxは346秒となりました。MPEとは、スクリーンを見つめることで網膜が炎症を起こすまでの時間を示したもので、数値が大きいほど(時間が長いほど)安全です。

また、ブルーライトがメラトニンの感度を抑制する程度を%で数値化したMPSはiPhone7が24.6%で、iPhone XS Maxが20.1%となり、OLEDを搭載したiPhone XS Maxの方がメラトニン抑制の程度が低いことも分かりました。

この結果によれば、OLEDのiPhone XSの方がLCDのiPhone7よりも目に優しいということになりますね。

ちなみに、ブルーライトの悪影響についてはAppleも認識しており、iOS9.3以降では目への負担を抑える「Night Shiftモード」を利用することができます。