こんにちは!Mac-BCL777です。

今日は日本でAndroidスマホが売れない理由を考えてみたいと思います。特に日本はiPhone信者が多く、逆に言うと、なぜ日本ではiPhoneの人気が高いのかという説明にもなります。


日本のスマホシェア


まず、日本でのスマホシェアを見てみます。(2020年8月調べ)

スマホシェア

データ引用元:スマートフォン・PCシェアデータBOOK

日本では、iPhoneのシェアが57%と圧倒的なシェアを誇っています。


iPhoneとAndroidスマホの性能は変わらない


世界のスマホ市場を作ったのは、確かにAppleのiPhoneといって過言ではないでしょう。iPhone登場以前にも、PDA、Windows Mobileなどのスマホのような情報機器は存在しましたが、iPhoneほど洗練された操作性、機能をもった携帯電話は存在していませんでした。

なぜ日本ではiPhoneが売れるのか、理由を考えてみました。そこにはAndroidに対する大きな誤解があるのではないかと思います。いくつか理由をあげてみると・・・。
  • AndroidよりiPhoneの方が動作が安定している。
  • AndroidよりiPhoneの方がストレスなく、キビキビと動く。
  • AndroidよりiPhoneの方がバッテリーが持つ。
  • AndroidよりiPhoneの方がセキュリティが高い。Androidはウイルス対策ソフトが必須である。
上記のようなことが考えられます。ですが、これらはかなり誤解が多くて、初期のAndroidスマホではこのようなことがあったかもしれませんが、最近のAndroidスマホでは、余程安いローエンドな機種でない限り、当てはまらないと思います。

まず、「AndroidよりiPhoneの方が動作が安定している。」「AndroidよりiPhoneの方がストレスなく、キビキビと動く。」「AndroidよりiPhoneの方がバッテリーが持つ。」についてですが、これはAndroidにとっては、アンフェアな条件でiPhoneを比べられての評判といって良いでしょう。

というのは、iPhoneからAndroidスマホへ乗り換えるときの端末が問題になります。忘れてはいけないのが、iPhoneと言うのは、価格の高いハイエンドスマホと言うことを忘れてはいけません。iPhoneからAndroidスマホへ乗り換えるユーザーのほとんどが、「端末代を安くしたいな。」と思って乗り換えますから、3万円ぐらいのAndroidスマホを選んでしまっている事実があります。対してiPhoneは、8〜12万円もするハイエンドスマホということを忘れてはいけません。

そりゃ3万円のAndroidスマホと8〜12万円もするiPhoneと比べたら、iPhoneの方が動作がキビキビ、ゲームをしても快適なのは当たり前。バッテリーが持つもの当たり前。3万円程度のAndroidスマホでは、到底iPhoneには快適さでは敵いません。なので、Androidスマホは使えない、iPhoneの方が快適ということになってしまいます。本当にアンフェアな比較です。

ちゃんと比べるなら、iPhoneと同価格帯のハイエンドAndroidスマホと比べるべきです。同価格帯なら、iPhoneと同じように使えます。逆にiPhoneのiOSに比べて、Androidスマホは自由度が高いので、パソコンのような使い方ができますので、マニアの方にはiPhoneよりもAndroidスマホの方が人気があったりします。

次に「AndroidよりiPhoneの方がセキュリティが高い。Androidはウイルス対策ソフトが必須である。」ですが、これは比較的当たっていると思います。というのは、Androidのアプリストアの審査はザルで、申請すればすぐに公開されます。ですので危険なアプリが多い、ウイルスを広めやすいというのはあると思います。AppleのApp Storeはアプリの審査を厳重に行い、リリースまで時間がかかります。審査が厳重なので、怪しいアプリは公開できません。また、iPhoneのiOSは、Android OSに比べて、制約が多い点も、iOSのセキュリティが高いと言われる理由でもあると思います。ただ、iOSとAndroid OSの両方で公開されているメジャーなアプリについては、心配はないと思いますので、Androidスマホでも、メジャーなアプリだけを使うようにすれば、セキュリティに神経質になる必要はないと思います。


日本でのiPhoneのシェアが高い理由


では、なぜ日本ではiPhoneのシェアが圧倒的なんでしょうか?それは、以下の理由があると思います。
  • Appleの殿様商売の結果
  • iPhoneは手離れがいい
  • 自分の周りにiPhoneユーザが多い
日本でのiPhoneが売れる理由の一番大きな理由は、「Appleの超殿様商売」の結果であることはいうまでもありません。まず、iPhoneは、キャリアからの一切の改造を認めない、全世界共通の端末として提供しています。ですから、どのキャリアで買っても、全く同じアプリしか入っていなくて、操作性も同じです。また、キャリアとの販売契約で、必ずショップの入り口に一番近いところにiPhoneを展示することになっています。なので、ショップに行って一番最初にiPhoneが目に入るようになっています。これだけの条件をキャリアに飲ませるだけのブランド力をiPhoneが持っているということになるでしょう。

次に「iPhoneは手離れがいい」というところにあります。iPhoneはAndroid OSのような自由度がない代わりに、直感的に使える使いやすさがあります。ですので、携帯ショップからすると、操作性がメーカによって違うAndroidスマホを売るより、iPhoneを売った方がショップのサポートにかかる時間がかかりません。この辺りが携帯ショップがiPhoneをユーザに勧めてしまう理由であり、iPhoneが売れる理由になると思います。

最後に日本人的な考え方になりますが、「自分の周りにiPhoneユーザが多い」ため、多少高くても友人と同じiPhoneにしておけば、使い方がわからないときに友人に聞くことができます。安心してiPhoneを買うことができるというわけです。


Androidスマホでしかできない機能


細かい機能の違いはたくさんあるので、代表的な違いだけを挙げます。
  • 日本語入力時にカーソルを一文字進む、戻るボタンがある。
日本語入力

この機能、なんでiPhoneにはないんでしょうね。iPhoneだと画面を長押ししてスライドさせないといけないので、思った位置にカーソルを持っていけません。私もカミさんのAndroidスマホを使っていて、本当に便利だなと思う機能です。iPhoneも絶対につけるべきです。
  • Google日本語入力が優秀です
iPhoneの日本語入力は、今ひとつ思った変換ができないことがありますが、AndroidのGoogle日本語入力は、パソコンなどでさまざまな人たちが鍛えてきた日本語入力アプリなので、iPhoneに比べると、変換が賢いように思います。日本語で入力しても英語やカタカナの予測変換をしてくれるので、かなり賢いなと思います。
  • OSにマルチユーザー機能がある
Android OSは、WindowsやMacOSのようにマルチユーザー機能があります。ただ、スマホで使う場面はほとんどないと思いますけど・・。使うとしたら、自分の子供がスマホでゲームさせてくれとせがんでくる場合に、覗かれたくないデータを見せないようにとか、データを勝手に削除されないように、貸し出し用のユーザーを作っておくことができます。
  • ツインアプリに対応したスマホがある
全てのAndroidスマホが対応しているわけではありませんが、LINEやFacebook、Twitterなどのアプリを二つ作ることができる端末があります。Dual SIMで電話番号を二つで運用して、それに合わせて、アプリを二つ作れれば、仕事用とかプライベート用に分けることができます。まあ、そんな場面は少ないとは思いますが。
  • microSDカードが使えるスマホがある
これは今どきの端末のストレージ容量からすると必要ないと思いますが、使いたい人には便利な機能かもしれません。
  • ワンセグ対応端末、FMラジオ対応端末がある
iPhoneは全世界共通仕様の端末なので対応していませんが、Androidスマホの中には、ワンセグやFMラジオに対応した端末があります。まあ、使う機会は少ないと思いますが。


まとめ


改めてAndroidスマホが日本ではあまり売れない理由をまとめておくと以下の通り。
  • iPhoneの方がAndroidよりも動作も安定しているし、キビキビ動作するという神話の結果
  • Appleの殿様商売
  • 携帯ショップがiPhoneの方が手離れがいいので勧めてしまう
  • 自分の周りにiPhoneユーザーが多いので、自分も同じにしておこうと思う
上記のことが、日本でAndroidスマホがあまり人気が出ない売れない理由ではないかと思います。